グローバル経営(実践編3)合弁契約のポイント
海外進出形態の一つとして現地パートナーとの合弁会社(JV)設立という手法があります。 現地パートナーのもつ顧客、販路、人材、工場を有効に活用することにより、いきなり独資で海外進出するよりもスムーズに事業展開することが可能です。一方で、経営権を日本側で100%握っていないこと...
グローバル経営(実践編2)海外への進出形態を検討する
海外進出形態を検討する際に、それぞれの形態における法律、税務、経営上の違いやメリット、デメリットを検討する必要があります。 それぞれの特徴は以下の通りです。 【海外進出形態の比較】 商社経由等で直接貿易を行っている会社が、現地情報を直接仕入れたい等の理由から設立するのが駐在員事務
グローバル経営(実践編1)課題を整理する
海外展開の最初のステップは、事業計画の作成です。現地の市場環境、競争環境、そして自社の経営資源(ヒト、モノ、カネ)を冷静に分析し、その上で、考え得るリスクも織り込んだうえで、事業計画や合弁契約などを準備していく必要があります。但し、いきなり現地の調査だと言って、現地視察したり、現